裏側を見ることの怖さにも

こんにちは、RISAです。

自分のことを探求することに、ちょっと怖さや不安を感じる方もいると思います。

何かが変わってしまいそうな、得体の知れない不安。

宗教っぽい。

そんなことしても変わると思えない。

そんな風に思うのは私の周りにいるし、私も昔はそう思ってました。

もちろん、不安を解消することは強制されるものではないです。

でもなんとなくフッと「少しでも自分を変えてみたい、でも不安…」と思う時がくる。ほんと、急に。何かの拍子で。

そんないつもどことなく表れてくる不安がなぜ出てくるのかを知るのもいいキッカケ、小さな一歩にもなるので、気になる方は読み進めてもらえたらと思います。

不安は脳の仕組みで、誰でも持っているもの

こんな絵を見たことはありますか?

水面から見える氷山の部分が「顕在意識」

顕在意識は日頃からの「こうしよう!これはとても良い!」といった意識の決定や判断をする部分で、直接コントロールすることが可能。

水面から見えない氷山の部分が「潜在意識」

潜在意識は過去の記憶、思考のパターンや癖、人格や素質、習慣、本能といった部分です。

この水面下にある潜在意識が90%以上を占めていて、ここに自分にとってストレスがかかりやすい考え方のエゴ・思い込み・刷り込み・執着が多いと不安や怒り、淋しさ、悲しさ、痛みとして現れてきます。

過去にいじめを受けた私は、友達とは同じような意見を言い合わないとハブかれてしまう、嫌われてしまうという過去の記憶があったため、いまだに新しいコミュニティになじむまでには時間がかかってしまいます。

特に、0~2歳までは自分の欲求や感情をそのまま伝えられても親や周りに受け入れられてきた時期。

3~15歳は家族というコミュニティから初めて幼稚園や保育園といった家族以外のコミュニティから、そのまま伝えてこられた欲求や感情が禁止されたり抑制され、それを信じ始めて思い込みとなるものが増えてくる時期です。

こういった幼少期に出来てしまったネガティブ感情や思い込みは、うまく処理できないままだと、現実逃避や依存、自分もしくは相手を攻撃したり、コントロールしようとすることのほうに目を向きがちです。

なので、不安が出てくるのは自分自身がダメだとか、性格だからとか、環境・相手・職場などではないのです。

そういった過去の体験・感情を必要以上に不安を作っているだけなのです。

過去の思い出BOXから引っ張り出す

過去の処理できなかった感情

あの時に傷ついた自分

あの日できなかった自分

あの時恥をかいた自分

あの日言えなかった自分

ただ、この体験もその時の感情も過去の思い出も消すことはできません。

過去の感情が今の感情とリンクして、不安や怒り、淋しさといったネガティブ感情に繋がってしまっている。

そして、このリンクしてしまうのも脳の位置にあり、感情系と記憶系・思考系が密接に関わりあってるからなんだとか。

だから、過去のネガティブ感情な思い出や体験から、今の自分が失敗しないように、傷ついた心をさらに深く傷つくことのないようにと「不安」という感情で守りたいといういわば、防御本能でもあるということ。

認めてあげる

そんな過去の自分にそっと寄り添うことが出来るのは、今の自分。

悲しかったよね

無理しなくていいよ

泣いてもいいよ

がんばってきたね

ちゃんと言えてえらいね

失敗してもいいんだよ

あなたは悪くないよ

すぐできなくてもいいんだよ

よくチャレンジしたね

怒りたくもなるよね

これが嫌だったんだね

ほんと、その通りだね

あの時に言ってほしかった言葉を、今の自分が伝えてあげる。

認めてあげて、受け容れる。

それができるのは自分だけにしかできない。

過去の自分の不安はどんな形?

どんな言葉で認めてほしかったと、今の自分に伝えてきてくれていますか?

不安も自分の一部。

その一部も優しく、なでてあげて。

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