こんにちは、RISAです。
以前の記事で紹介したひとり時間。
このひとり時間を作る時に、まずやったのが一日の流れを整えるコト。
今の生活ではなかなか、ひとり時間を確保できない。
家族優先になっていて、自分の時間を作ることに罪悪感が残る。
仕事が終わった後は疲労でそんな時間も取れない。
かつての私もそんなことを思っては、行動に移せず「ひとり時間はお金にも時間にも余裕がある人だけ」なんて、拗ねていることもありました( ;∀;)
そんな拗ね女子委員会会長だった私が、ひとり時間で心と身体の平穏を取り戻したきっかけと方法をお伝えします。
今この時間は、誰のため?
以前の私は、家族のため、職場のためという「誰かのため」という思考が大きすぎました。
なので、何かにつけて
・ここまでやっているのに!
・なんで私ばかり!
・こんなに頑張ってるの、いつも私だけ!
そんな言葉ばかりが頭の中に常にめぐっていて、怒り・苦しみ・悲しみを生んでいました。

誰かのためにっていう選択をしているのは自分なのにね。
さらには、子供を寝かしつけているうちに自分まで一緒に寝てしまって「家事が溜まってしまった。なんてダメな妻なんだ…」と思ったり、あまりの疲労に家族に感情任せの言葉を浴びせてしまったり、余裕がなくて気が付いたら茶色だらけの夕飯になっていたりと、自己否定パレード状態。

「誰かのために」っていうのは、きっと過去の小さい自分が頑張らないと認めてもらえない、頑張り続けないといけないという思い込みがあったからだと、今では思っています。
でも頑張ったところでそれを頑張ったね!と認めるか認めないかは、相手次第。
頑張ったと認めてあげられるのは、自分。
「誰かのために」の時間を選択し、その時間を多く費やしているのも自分。
誰かの物差しで自分の行いを選択している事に疲れはじめ、結局自分で自分を苦しめていたことに気付いたのは、心に限界が来たから。
すべて自分でやろうと思うから、キャパシティを超えて感情が爆発してしまったり、疲労が溜まって常にお疲れモードでやる気が無くなったり、些細なことに触れてはいけない腫れ物をいつも抱えている状態でストレスを抱えてしまうことになっていたのです。
ひとり時間のスイッチを決める
ただ私も家族と住んでいる以上、「誰かのため」と「自分のため」の時間のバランスをうまく保つ必要があります。
それが、5:5なのか6:4なのかは人それぞれだけど、一日の中で一週間の中で一か月の中でと、視野を広げて、どこでひとり時間を作るかを決めるようにしました。
例えば、一日の中でなら、
7時に起きてくる家族より1時間早く起きて、自分の好きな飲み物で一日のスタートを切ってみる。
お昼休みは一人、自分の好きな本を読んでみる。
職場からの帰り道、お気に入りのカフェに立ち寄ってみる。
21時過ぎたら母業は終了。ここからは私のための時間と境界線を引いてみたり。
一週間の中でなら、水曜日は定時で帰って、観たかった映画を見る。
一か月の中でなら、この日にお気に入りの場所に行って、カフェやランチを楽しむとか。
ひとり時間のスイッチをONする。
たった10分でも、スイッチをONさせて自分のための時間を思う存分しっかり味わう。

ちなみに、私のひとり時間はブレインダンプで出した、自分の好きなもの・シチュエーションを参考にしています。
カフェは気分転換の時のみ(周りの人の会話や作業音が気になるので、機嫌が良い時のみ)
家でのひとり時間はコーヒーとお気に入りのおやつ、お香、暖かい窓辺で自然光が当たる時間。
腰が重い時は無理せず(特にセンシティブ期間中は休息を最優先)。
家事は先にやっておく(溜まった家事を見て「何もしなかった」と自己嫌悪に陥らないためにの敢えて)
常に家族と一緒という思い込みを捨てて、私の時間と潔く割り切る。
めんどくさくても服だけは着替える。
月に一回は好きな場所に行くために、手帳に予定を先取りしておく。
自分なりのスイッチONになるものを決めて、しっかりと贅沢に時間をとる。
今ではこのMYルールが出来ているから、予定の詰めすぎもなく、自分で自分のご機嫌を取ることが上手になったと思っています。
ひとり時間は周りにも良い影響が出る
心に限界が来てから、ひとり時間を作ることを決めた時、仕事も家事もここまでしかやりません宣言をし、誰かのためにを辞めたところで何か困ったかと言ったら、正直困ったことがない。
むしろ「誰かのため」の時間を「自分のため」の時間にした方が、うまくいったことも多かったりもします。
仕事も自分で制限をかけることで慢性疲労もなくなり、休日の寝貯めみたいな昼間で寝てて時間を無駄にしたという落ち込み・自己嫌悪なんてことも無く。
家族は各々手伝ってくれたり、進んでやってくれるようになってwin-win。
「誰かのため」に動いた仕事や家事時間を「自分のため」のひとり時間へと分けたことで、最初のうちは罪悪感があったけれど、少しずつひとり時間を習慣化させるようにしたことでモチベーションも上がるようになり、自分を大切にできているという充足感のほうが勝ったことで「誰かのため」の時間も大切な時間となりました。
心に余裕が出来て感情が爆発することは無くなり、心が穏やかになったことで愚痴も減り、その結果夫婦喧嘩も減ることに。
喧嘩して冷戦状態になったとしても、その時間はひとり時間として楽しんだり(笑)
休日も自分ばかりが家事をしていて、家族はダラダラしていても「一緒に私もダラダラしちゃおう!」って思えたり。
そして、しっかり休息することも習慣化されたので、朝起きた時の重ダルさ、PMSや生理痛も軽減されて、常備薬に手を伸ばすことも買い溜めしておくこともほとんどなくなりました。
かつての怒り散らしていた私を思い出すと、恥ずかしさ反面、それもそれでよく頑張っていたんだなと自分を褒めてあげたくもなります(^^)
特に日本人は本当に頑張りすぎる人も多く、海外と違って残業が当たり前、仕事や家事が常に最優先みたいなところが大きいです。
私の好きなドイツ在住のYoutuberさんによると、ドイツでは夕飯を軽い食事で済ませる文化があるんだとか。
準備も片付けもさっとできる「カルテスエッセン」で火も使わず簡単に準備して軽く食べ、夜の時間をゆったりのんびりとした時間を過ごすらしいです。

自分を大切にできるのは、他の誰かでもなく一番理解している自分。
心や体が壊れる前に、思う存分「今」に浸れるひとり時間の確保をぜひおススメします!